おはようございます、ノイです。



我がスタジオでは月に1度コンテンポラリーのクラスを開催しています。



スタジオオープン当初から、生徒が育ったら次のステップとして絶対にコンテのクラスはやりたいと思っていたのですが、経験者が数名入って来たこともあって早い段階で始めることが出来ました。


もちろん今のバレエ界にはコンテは必須ということもあるのですが、どうしてもこの人にうちの生徒を見てもらいたいという人がいました。



出会いは10年以上前になります。とあるスタジオの発表会で彼はブルーバードを踊っていました。でも彼は長髪で太めの体系。なんだか民族っぽい稽古着で異彩を放っていたもののぱっと見趣味のクラスの人なんだろなと感じていました。



なのですがバリエーションを踊る姿を見て超絶驚いたのです。



その巨体からは想像出来ないくらい良い動きをしてたからです。良い動きというかすごく正しくて、この人何者なんだと思ってしまう程でした。


のちに聞いたところ、彼はコンテのダンサーで、もともとはクラシックだったのですが16歳の時にローザンヌに出て世界のダンサーを目の当たりにし、クラシックの道をあきらめてコンテの世界に入ったとの事。名前は井向健二さん。



僕よりも段違いなところにいる人だったのですがその後意気投合し、その後も連絡を取り合う仲になりました。



彼の踊るコンテの動きはほんとに見入ってしまう程。質もなんですがなんだか色気があってセンスの塊みたいな人なんです。マネしたいのにマネできない感じ。




人柄はすごく良いのですがクセも強めな人。


オランダのカンパニーに6年くらいいたそうなのですが一瞬ホームレス時代があったり、地方の仕事に一緒に行ったときなど、朝起きたら泥だらけで公園で目覚めていたりなど。


とにかくエピソードが多くて才能豊かな人なんです(このエピソードに才能関係ないか)。



今ではYGPなどにも振付を提供しているようで、これからもっと有名人になってしまう前にうちでもクラスをやってもらおうという魂胆でした(笑)






紹介が長くなってしまいましたが、そんな素晴らしい先生を迎えてコンテのクラスを行っています。

いまでは中高生を中心にクラスをしていますが、今後は小学生もみてもらい、いずれはクラスのレギュラーカリキュラムにコンテのクラスを入れて行ければなあと思っています。



今この記事も、コンテのクラスを横目に書いております(笑)




とても良いクラスなので、気になる方がいたら連絡して下さい。






ちなみ出会った時は「体重が80キロでもダンサーはやっていけるのか」という実験をしていたそうで(身長168センチ)のちにアキレス腱が切れたそうです。今はすっかりシェイプアップしています。







それでは皆様ごきげんよう。